ペットコミュニケーションスクール®︎3ヵ月アドバンスコースを卒業すると毎週開催している練習会に無料で参加できます!
ペットコミュニケーションは日々の練習がとても大切なんですが、それを一生無料で参加できるなんて本当にすごいシステムなんです。
そんな練習会の様子をご報告します。

今日の練習会は 〜食事台を噛む理由とドッグランへの本音〜
今回は、へんみなおこさんがMCを務めたコミュニケーションスクールの練習会。
12名で、7歳の男の子・保護犬ミックスのガルボくんと対話しました。
元気いっぱいで甘えん坊、好奇心旺盛なガルボくん。
でも飼い主さんには、ちょっと困っていることがありました…。

🐾 ガルボくんのお悩み
① 食事台をガジガジしてしまう理由
② ドッグランは好き?嫌い?
この2つのことを、みんなで尋ねていきました。
【みんなのコミュニケーション】
① ガジガジはなぜ?
飼い主さんが困っている「食事台かじり」。
ガルボくんは、いたずらでも空腹でもないと教えてくれました。
- 最初は「ごはんの匂い」が残っていて舐めていた
- 出っ張った部分が気になって噛んでみた
- 「噛んだら面白かった!」
- 木の香りやガリガリした感触が心地よかった
- 暇つぶしや退屈な気分の時にかじる
- 「これ美味しいんだよ、知ってる?」と自慢げな様子も
- 「お腹が空いていたわけじゃない」と明確に教えてくれました
過去にも木製サークルをかじっていたことがあり、「なるほど」と飼い主さんも納得。
② ドッグランは好き?
小さい頃はドッグランでよく走っていたガルボくん。
でも今は走らず、クン活ばかり…。
その本音は、こんなものでした。
- 「誰とでも仲良くしなくていいでしょ?」
- 他の犬が急に近づくのはイヤ
- まわりに気を遣って気配を消している
- 匂い嗅ぎが何より楽しい
- 「ママが行きたいみたいだから、付き合ってあげてる」
- 本音は「ひとりで走りたい」
- ラン自体は嫌いじゃないけれど、「自分の空間を守りたい」
クン活は情報収集。
ガルボくんなりに楽しんでいたことがわかりました。

🗣️ 主宰・へんみなおこさんのコミュニケーション
今回はMCを務めながらも、へんみなおこさん自身もガルボくんとしっかり対話。
その内容は、ガルボくんの内面を一歩深く掘り下げるものでした。
▶️ ガジガジについて
- 「結構噛んだね」と話しかけると、少し誇らしげな達成感を感じていた
- 最初はごはんの匂いにつられて舐めたこと
- 昔木のサークルをかじったときのような懐かしさがあったこと
- かじること自体が楽しい遊びであること
- 「飲み込んじゃったかも?」とガルボくん自身が自覚
- 「お腹に良くないかもしれないよ」「ママに怒られたでしょ?」と優しく伝える
ただの行動分析ではなく、**「どう感じているか」「どう受け止めたらいいか」**まで教えてくれる、なおこさんならではの対話となりました。
▶️ ドッグランについて
- 「みんなが一斉に来るから怖い」「緊張している」と本音を語った
- 匂い嗅ぎに夢中でも、実は周囲を警戒している
- 「ママが行きたいみたいだから付き合ってるだけだよ」
- 自分から行きたいと思っている場所ではないことが、はっきり伝わってきた
ガルボくんは、ランで楽しもうと頑張っていたわけではなく、
「付き合ってあげている」という少し大人びた目線を持っていたことが印象的でした。
🐶 ガルボくんの本音
ガルボくんは「話すこと自体が楽しい!」と、コミュニケーションが大好きで、ストレス解消にもなっているようでした。
ママと一緒にネンネしたことを「もっと褒めてもらいたかった」という可愛い本音も、最後に伝えてくれました。
(前にママが一緒にネンネしてほしいといって、ちょっと一緒にネンネしてくれた)
🏠 飼い主さんのご感想
- 「色々考えさせられた」
- 「あの食事台は変えようかな」
- 「ドッグランはガルボにとって負担だったのかもしれない」と実感
🌸まとめ
ガルボくんは「やめなさい」と叱られてきた行動にも、
ちゃんと理由と自分なりの楽しみがありました。
そしてドッグランでは、「本当はママのために頑張っていた」ことも。
主宰・へんみなおこさんの対話は、ガルボくんの本心にそっと寄り添い、
優しく気づきを与えてくれるものでした。
あなたの大切な子は、本当は何を伝えたいと思っているでしょうか?
記事:やまが ゆり
練習会の様子の最新情報はメルマガにてご紹介しています。




